倉本氏が手がけたドラマ「風のガーデン」(フジテレビ系 2008年)では、植物が風に揺れ、草花が色彩豊かに咲き誇るガーデンが美しく描かれていました。撮影に際し、倉本氏は花選びから関わり、その数は365種類にも及びます。
北海道富良野市の非公開の場所で試作し、耐寒性を確認したバラの中から、倉本氏がドラマ「風のガーデン」の世界観を最も表すバラを選び、誕生したのが「ルイの涙」そして「岳の夢」です。
これらの2品種はドラマの終了後一般公開された「風のガーデン」内の新しいバラ園に移植される予定です。北海道の厳しい気候に順応し、ドラマの世界観を見事に表すバラです。

またこれらは、世界有数のバラ育種会社コルデス社(ドイツ)が作出したバラで、国際コンクールで数々の賞を受賞しています。
クリーム地にピンクのふんわりと柔らかい花色のローズ&フルーティな香りのバラ。
名付け親は脚本家・倉本聰氏でドラマ「風のガーデン」ヒロイン・ルイの名前を冠しています。 「おじいさんが死んだ日にここで涙を流しました。そのとき足元にあったのがこのバラです。」
うどんこ病・黒星病に強く、耐寒性のある品種です。
受賞歴
2013年オランダ ハーグ国際コンクール芳香賞
2012年チェコ フラデツ クラーロヴェー金賞
2011年長崎ローズペイザージュ HT部門 金賞
2011年ダブリン国際コンクールHT部門 Winner
2010年リヨン国際コンクール「Grande Rose du siècle」
2010年イギリス セントアルバンス「Trial Ground Cert. 」 2010年バーデンバーデンHT部門金賞
2010年ADR 2008年ドイツ バーデンバーデン銅賞
ストロベリーレッド&ホワイトが色鮮やかで、一房に10輪以上蕾を付けるので花束のようです。
名付け親は脚本家・倉本聰氏でドラマ「風のガーデン」ヒロインの弟・岳(がく)の名前を冠しています。
「ここでガブリエル様に会うことです。」
耐病性があり、耐寒性・耐暑性に優れています。
受賞歴
2014年グラスコー銀賞
2013年オルレアン環境賞&FL部門入賞
2009年ADR
2008年JRC銅賞