【京成バラ園】バラの通販

育て方に関するFAQ

バラの育て方について、お問い合わせが多い質問をご紹介しています。
基本的な育て方につきましては「バラの育て方」のページもご参照ください。

「バラの育て方」のページでご確認いただける事がら

●バラの選び方　●年間の管理（バラのお手入れカレンダー）　●月ごとの管理　●基本的な育て方（植つけ時期・栽培環境・植つけ方法・水やり・肥料・病害虫対策・剪定誘引）

（１）花や葉について

Q. 日当たりや水はけが良いところに地植えしたのに、写真のような花が咲きません。（８月のお問い合わせ） A. 暑い時期は本来の花が咲かないことがあります。花が小さく、色が薄く、花弁数も少なくなる傾向があります。９月上旬ごろまでに夏剪定をして様子をみてください。 Q. つぼみが半開きのまま完全に開花しません。１枝に１～２芽にするべきでしょうか。 A. 品種によりこのような現象（ボーリング）が見られることがあります。花数は減らさないようにし、剪定の際も枝数を多く残すようにします。また、花弁過多にならないよう肥料は控えめにします。雨に当たらないようにすることも有効なので、鉢植えの場合は置き場所を工夫されるとよいかと思います。 Q. 葉が増えてきましたが赤葉しかなりません。養分の不足でしょうか。 A. 品種にもよりますが、新芽から展開したての葉は赤いのが普通です。成葉になりますと緑色に変化していきますので、気にされることはありません。赤葉が緑にならず、淡い黄緑色に変化していく場合は、肥料不足の兆候となります。

（２）つるバラについて

Q. つるバラのオベリスク誘引を試みていますが、幹が硬く曲げようとすると折れてしまいます。（９月のお問い合わせ） A. つるバラをオベリスクに仕立てる誘引作業は、冬の休眠期（１２月ごろ）におこないます。いまの時期は誘引せずに垂直上方向につるを伸ばし、支柱などに束ねて管理してください。 Q. 冬に大苗で購入したつるバラが、春になりつぼみができはじめました。つるがまだ伸びていませんが、開花後に伸びてくるのでしょうか。 A. つるバラは前年に伸ばした枝を誘引し、なるべく多くの芽を吹かせて花を楽しみ、翌年のための枝を６月以降に伸ばすことをくり返す品種群です。花後に伸びてくる枝を大切に伸ばしてください。 Q. 長尺苗をコンテナに植えてアーチ仕立てにしようと思います。まずは大きい鉢に植え替えたほうがいいですか。 A. アーチやコンテナ等をすでにご用意されているなら、そちらに植え替えてください。長尺苗をさらに大きくしてから植え替えるのはとても労力が必要となります。一度鉢植えしてから、ということでしたら10号サイズ以上の鉢に植え替えてください。休眠期以外は根鉢を崩さずに鉢増ししてください。 Q. 長尺苗を２月に購入しました。新芽が出ていますが取ったほうがいいですか。 A. 春の芽吹きが始まっているようですので、そのまま大事に伸ばしてください。誘引の際、新芽が落ちてしまわないようご注意ください。 Q. バラ苗２種をバラアーチに仕立てようと思いますが、このバラはアーチ作りに向いていますか？ A. そちらの品種は木立性でコンパクトなバラですので、残念ながらアーチ仕立てには向きません。アーチの足元に植えて、下のほうで咲かせるといった使い方なら大丈夫かと思います。こちらの「もっと詳しく検索」ページで、アーチに向く品種をお探しください。

（３）病害虫について

Q. バラの新芽の先が、突然しおれて枯れてしまいます。 A. バラゾウムシの被害が考えられます。飛んでくる害虫なので完全に防ぐことはむずかしいのですが、見つけしだい捕殺するか、「ベニカＸネクストスプレー」などをお試しください。しおれた部分には卵が産みつけられている可能性が高いので、取り除いてごみに捨ててください。薬剤をご利用の場合は、使用上の注意をお守りください。薬剤の商品ページはこちらです。 Q. アブラムシ予防に効く浸透移行性の殺虫剤を教えてください。 A. 土にばらまくだけで植物に吸収される「オルトラン粒剤」や「ベニカＸガード粒剤」という商品がございます。薬剤をご利用の場合は、使用上の注意をお守りください。薬剤の商品ページはこちらです。 Q. バラの幹に白い粉が付着しています。よい対処方法を教えてください。 A. 小さく丸い貝殻状のものが付着しているようなら、カイガラムシだと思います。まずは、歯ブラシなどで掻き落とし、「カイガラムシエアゾール」などの薬剤を散布します。薬剤をご利用の場合は、使用上の注意をお守りください。薬剤の商品ページはこちらです。 Q. 毎年のようにカミキリムシの幼虫に食い荒らされて枯れてしまいます。 A. 飛んでくる害虫を完全に防ぐことはむずかしいので、基本的には産卵させないように成虫を見つけしだい捕殺します。通称シンクイムシとよばれ、幼虫が根元の太い部分の枝の中心に潜り食い荒らします。食入口からおがくずのような糞を出しますので、この食入口を探し殺虫剤を注入すると駆除が可能です。株元をネットで加工なども防除のひとつです。「ベニカ水溶剤」や「園芸用キンチョールＥ」などの薬剤もあります。薬剤をご利用の場合は、使用上の注意をお守りください。薬剤の商品ページはこちらです。 Q. バラの枝に癌腫ができてしまいました。どの薬が効くか教えてください。 A. 根頭癌腫病は、木や草を問わず双葉を持つ植物の多くが罹患する一般的な病気です。残念ながら、発生してしまった癌腫にはいわゆる治療薬のような薬剤はありません。土中の細菌が根の傷口から感染するといわれているので、植えるときに根に傷がつかないようにします。コブを削り取ったナイフやハサミなどは熱湯で消毒するか、消毒液などをご使用いただくようおすすめしています。

（４）管理について

Q. 庭土の補給のため「京成バラ園の土」の購入を考えています。虫に負けずに花をたくさん咲かせますか。 A. 「京成バラ園の土」は鉢植え庭植どちらにもご使用いただけます。土自体に虫よけの機能を期待することは難しいですが、バラを健全に育てることで虫に対する抵抗を発達させることはできます。浸透移行性の農薬を土にまくことで虫を殺すことも可能です。薬剤をご利用の場合は、使用上の注意をお守りください。 Q. ６号鉢苗が届きました。今すぐ植え替えするべきですか？この鉢のまま育てるのは可能ですか？ A. 今すぐ植え替えることのメリットは、夏場の水やり回数を減らせることと早く大きく育てられることです。その場合は成長期間中の鉢増しになりますので、根鉢を崩さずに８号～１０号鉢に植え替えましょう。冬場の休眠期に植え替えをおこなう場合は、根鉢を崩し植え替えることが可能です。鉢栽培の場合、最低でも２年に一度は植え替えましょう。 Q. 大苗を購入し１月に地植えをしました。新芽がだいぶ動いていたのに突然の雪で全部折れてしまいました。 A. すべての芽には副芽といって予備の芽が眠っています。小さな頼りない芽ですが大切に育ててください。一か所から二芽吹くことがありますが、大きい方を一本残して他方は芽を掻き取ってください。 Q. フラワーメーカー（バラ花壇用）を鉢植えに使いたいのですが。 A. バラ花壇用のフラワーメーカーは、地植えのバラを想定し開発された商品です。使用量、使用方法を誤りますと、肥料やけを引き起こします。鉢植えには、鉢植用かタブレットをお使いください。 Q. 庭植えのバラの根元に保湿・保温のためウッドチップを置いていますが、害虫を呼び込むことになりますか。 A. ウッドチップは、保温の効果や土の乾燥を防ぐ効果などメリットもありますが、虫が好む環境になりやすいのも確かです。良し悪しを決めることはできませんが、メリットデメリットをご理解いただいてお使いいただけたらと思います。 Q. 水やりは何日ごとがいいですか。 A. 鉢植えの水やりの基本は、「鉢土の表面が乾いたらたっぷり」です。鉢底から水が流れ出るまで与えます。用土や季節により土の乾き方が異なるので、「何日ごと」ではなく土の様子を見て水をあげるようにしてください。冬は表面だけが乾いていることが多いので、指で触れてみて確認されるのがベターです。

（５）その他

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